2024年9月14日(土) 厚労省さん、ついにそう来ましたか。
ネットニュースを見ていたら写真のような「ジェネリック拒否先発薬希望で「特別の料金」追加 10月開始の新たな仕組で」という見出しが目に留まりました。記事によると10月から使用感や味など薬の有効性とは関係がない理由で先発医薬品(長期収載品)を希望すると「特別の料金」がかかります。とのことです。
私は現在降圧剤と高尿酸血症治療剤を服用しています。比較的新しいお薬なのですが後発医薬品が出ています。後期高齢者保険組合からは後発医薬品が出ていますよ、と言うお知らせも届いています。
ネットで調べると、後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に製造・販売される医薬品です。先発医薬品と同じ有効成分を同じ分量含み、効能・効果、用法・用量が基本的に同一で、先発医薬品と同等の臨床効果・作用が得られるのが特徴です。とのことです。
メリットとして、薬価が安く設定されている、飲みやすく改良、工夫がされている、自己負担や国民医療費の抑制につながることが上げられます。保険者からみると3番目のメリットが大きいんでしょうね。
ただし、後発医薬品は、先発医薬品と異なる添加剤を使用する場合があります。ともあります。理解できないのはこのようなメリットがある後発医薬品があるのになぜ先発医薬品が販売されているのでしょうか。さらに厚労省の説明では、患者さんがそのジェネリック医薬品を使用して副作用を起こしたことがあるなど、医療上の必要がある場合は例外です(先発医薬品を処方して貰えます)、とあります。なぜ後発医薬品だと副作用があるのでしょうか。
議員をやっていたとき、市民の方から生活保護を受けていて精神安定剤を処方されており、ジェネリック医薬品を処方されているのだが全然効かないと相談を受けました。私自身長年花粉症の薬を処方されていたのですが、ジェネリック医薬品に変わった際効果が薄いと感じその後医者に行くのを止めたことがあります。
来月病院に行く予定ですが、患者希望で先発医薬品を処方して貰うことになりそうなので3ヶ月分で約1,100円ほど自己負担額が高くなりそうです。
「長期収載品」という馴染みのない言葉については別の機会で。