2024年11月15日(金) 新聞記事から。
同じタイトルが続きますが、今日の朝日新聞朝刊の21面(東京)に写真のような記事が載っていました。1つは中野区で懸案となっている中野サンプラザ再開発に対し、区がもし使い続けた場合のコストを試算するというものです。事業費の高騰で再開発の見直しが迫られていますが、解体予定の中野サンプラザの存続を求める声が強まる中、使い続けた場合のコストを示すことで再開発の理解を得たい考えとのことです。
再開発の規模が莫大なため当初の計画に比べ建設費の高騰は想像を絶するもので、区は18年に、建物を15年間存続するための設備維持の工事で32億円かかるとの試算を出しています。現状この試算に比べて費用は高くなる見込だがどのような数字になるか不透明とのことです。
個人的には身の丈に合った規模の再開発にならざるを得ないのではないかと思いますが再開発には公共施設だけではなく民間主導の施設も含まれていると思われますので区だけでは難しいのではないでしょうか。
福生市においても福生駅西口再開発が頓挫しています。建設費の高騰が主な理由ですが、将来に渡っての費用も高騰が予想されるのではないでしょうか。市は、民間の事業だと詳しく説明しませんが老朽化した施設の建て替えは喫緊の課題でしょう。規模を縮小した際の費用等を見積もって公表していただきたいものです。市が直接建設しないまでも民間が建設した施設を買い取り管理するわけですからするわけですから。いつまでも民間の事業だと突っぱねていても市民の不信を招くだけではないでしょうか。
もう1つの記事は、ここで引退された西川太一郎区長に変わり荒川区長選挙で初当選した滝口学氏の初登庁の記事です。西川氏は区長を5期務められ、福生市長選挙にも応援に駆けつけてくださいました。
新区長は自転車に乗って登庁、とあります。個人的には賛成できませんが、54歳ということで先般行われた衆議院議員選挙で自転車に乗って訴えられた井上代議士と重なるところがあります。区職員が現場の声を聞いてボトムアップで意見をあげる「風通しのいい仕組み」をつくるそうです。頑張ってください。