思うまま

2025年3月13日(木) PCのフォルダーを整理していたら。

 パソコンのフォルダーには知らないうちにファイルが溜まっていきます。整理しようとフォルダーにアクセスしたら「ゴミから金の延べ棒? まさに「都市鉱山」 焼却炉を溶融、資源か」という毎日新聞の記事が残っていました。
 先月、福生会新年会の席で市長が東京たま広域循環組合議会に出席したことをお話になりました。エコセメント事業が始まり20年が経過し、エコセメント化施設が寿命を迎えたと説明されました。またお金が掛かるというのが心配でしょう。当時建設費が272億円とありますので建替えには相当の費用が嵩むと予想されます。
 さて、件(くだん)の記事ですが、「一般家庭のゴミをもとに金の延べ棒が作られていることをごぞんじだろうか。」という文で始まります。茨城県鹿嶋市にある新日本電工鹿島工場では自治体などで燃やしたゴミの灰を専用の電気炉で溶かして資源化する事業を行い、多くは石状の土木資材になるが、金属(溶融メタル)も4%ほど生成される。この4%中、金の含有量は1トンあたり最大で90グラム、平均で約40グラム。これは2~5グラムとされる天然金鉱石の十数~数十倍で、まさに「都市鉱山」の様相だ。とあります。概念図を参照してください。
 詳しくは記事を読んでいただきたいと思いますが、現在全国の民間ゴミ排出量は年間約4000万トン。燃やされて役10分の1、約400万トンの焼却灰になり、その3分の2は埋め立て処理されているが、埋め立て地の残量はあと20年分ほどしかないとされる。3分の1は資源化されているものの、多くはセメントなどへの利用で、貴金属の回収もできる溶融処理は自治体で30万トン、民間で20万トンの計50万トン程度にとどまる。と締めくくられています。
 東京たま広域循環組合で作られるエコセメント施設は溶融処理がなされているのでしょうか。議員時代視察にいったこともありますがこのような事実を感じた覚えがありません。当然このような機能を持った施設に建て替えられると思いますがいかがでしょうか。