思うまま

2025年3月15日(土) 石川酒造のご神木。

 石川酒造からチェインソーの音が聞こえ覗いてみるととてつもなく大きいクレーン車が入り吊されたカゴに職人が乗ってご神木の枝下ろしを行っていました。
 彌八郎社長からお電話をいただき、いま近くに居ますか?枝下ろしを行っているので見に来ませんか?とのお誘いを受けました。
 見上げると気の上に一人上っているではありませんか。聞けば奥多摩の空師(そらし)だそうで、チェインソーで枝を切りクレーンのカゴに乗った職人さんに渡しクレーンを下ろして地上に落としています。
 写真は後日撮ったものですが、全ての枝を短くしたわけではなく適度にすいているように感じます。写真では良く見えませんがケヤキの下に茂った樫の木の枝も剪定しました。こう言っては何ですが費用も大変だったのではないでしょうか。
 いま、南児童遊園(南稲荷)のケヤキを伐採する案が出ており総代に調査をお願いしているのですが、これを見て人に近い(人が気の近くを通るような)巨木は定期的に枝下ろしを行い根や幹の負担を軽減させなければいけないのではないかと改めて感じた次第です。先日、奥多摩街道を走っていたら加美上水公園のケヤキの枝下ろしが行われていました。枯れない程度に枝下ろしすることは必要なんですね。
 そう考えると、南稲荷のケヤキは枯れ枝は剪定しましたがこのような観点で剪定したことはないように思います。でも自然に伸びた枝は美しいと感じるのは私だけでしょうか。